「新学習指導要領どうする?何が、どう変わるのか?何ができるか?」
2018年7月1日(日)14:00~16:30 於:法政二中高
講師は、石山久男さん。
学習会は29名の参加にて終了しました。
参加者は、千葉からも東京からも、大学生も、新しい人の参加も目立ちました。石山さんの話は、難しそうなことでもやさしくわかりやすく話して下さるので好評でした。
講演の後に行われたグループでの話し合いは時間が足りないくらいでした。
20~30歳台の参加者の感想の一部です。
◆「政府の教育の私物化」によって、幼稚園から大学までつらぬかれていくということで、恐ろしさを感じました。しかし、このような中で、教育を行っていかなければならないわけで、難しさをかんじました。けれどもいろいろな「切り口」から変えていくことはできるということなので、声を上げていくことは大事だと思いました。
◆実際に教える身として、指導要領に対しては、批判的な見方も忘れないようにしていきたいと考えています。
◆教育と政治とが、こんなにも絡み合っているとは、思わず、驚きました。いかなる言説にもブレず、柔軟さを併せ持つ軸(教育観)をつくりたいと思いました。
◆実際に運用されることが決まっている以上は、これを踏まえた上で、どのような授業ができるのか、を考えていかなくては、と思いました。
◆現場の教員は、学習指導要領をしっかり学んで(研究して)いるかというと、疑問があると思います。だからこそ、上から言われたことに対して反論のしようが無いし、矛盾があったとしても、そのまま通してしまう可能性もあると思います。教師の「学ぶ機会」を保障することができなければ、日本の教育の限界がみえるのではないか。
◆高校「公共」において、憲法のことを取り上げないということに、非常に危機感を持ちました。