Youth Salon(青年部会)

 

Youth Salon って? ▶教員をめざす大学生と若手の現役教員との交流会です!そして、これは「学生主体の交流会」です。

 

どんな人にオススメなの? ▶こんな学生のみなさん:現役の先生に授業をやってもらいたい!/模擬授業を見てもらって、現役教員の意 見がききたい。/教育実習(採用試験)に向けて、模擬授業の経験を積みたい。/現役の先生がどのように教材 研究や授業作りをしているのか知りたい。/現場で働いている先生の生の声が聞きたい。/教員を目指す他の大 学の学生と交流を持ちたい。

 

どんな人が参加しているの? ▶神奈川県を中心とした教員を目指す大学生と、実際に現場で働いている若手の教員が参加しています。

 

教員だけど参加してもいいの? ▶こんな若手教員のみなさんも!:同年代の教員と悩みを共有したり、切磋琢磨してお互いを高めあったりし たい。/学生や他の教員から意見をもらうことで、自分の実践を見つめ直して授業力の向上を図りたい。 ▶教科や校種に関わらず、35 歳未満の教員志望の学生や若手教員の参加をお待ちしております。

第69回 Youth Salon 例会のごあんない

日時:3月23日(土18:00~20:00

テーマ帝国医療を題材にした帝国主義の授業を振り返って

 会場:Zoom 

新たに参加を希望される方は、URLをお送りします。ご連絡ください。

 

 

 

報告者よりメッセージです

 

初任研の研究授業の内容と、この授業の提出物を振り返って、歴史総合で帝国主義をどのように授業で扱うかを検討できればと思います。また、先日1年間の授業が一段落したので、それを踏まえての感想等もお話しさせて頂ければと思います。

 

 

 

本年度より県立高校に着任された先生による実践報告です。

 

お時間ある方は、是非、ご参加下さいませ。

 

 

 

第69回Youth Salonチラシ
3月23日のYouth Salonの詳細がわかります。
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第68回 Youth Salon 例会のご報告

日時:2月17日(土17:00~19:00

テーマ学期末の悩みごと「余り授業」で何をする?

  

 県立の高等学校で先生をされている方の、実践報告です。今回は、学期末の余り授業で行った授業実践の報告でした。生徒自身に双六づくり(歴史上の出来事を生徒自身で評価し、そこからマスの進退を設定する)や、生徒オリジナルの教科書づくりなど、生徒自身の歴史や社会を見る目を、活かしていくような取り組みについてのお話しをいただきました。

日々の考査や受験を見据えた社会科学習ではなく、答えのないテーマを探究するという本当の意味での社会科学習に、学ぶことの面白さを感じた生徒もいたとのことでした。 

 

今回の実践報告をヒントに、私自身も授業にいろいろな工夫を取り込んでみようと思います。

 

 

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第67回 Youth Salon 例会のご報告

日時:1月21日(日18:00~20:00

「テーマ:関東ブロック集会の分科会に向けた、発表内容の擦り合わせ

 

会場:Zoom

 

Youth salonメンバー内で、2023年度・関東ブロック集会の分科会に向けた発表内容の擦り合わせを行いました。 

 

分科会では、様々な分野での報告・議論が行われたほか、昼休みには若手教員間での交流会も行われました。 

 

第67回Youth Salonチラシ
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第66回 Youth Salon 例会の報告

日時:12月9日(土19:00~21:00

「テーマ:昼間定時制高校と全日制高校の比較・実態について

 

会場:Zoom

 

 今回は県立高校初任の5年間、昼間定時制高校に勤務されていて、現在は全日制普通科高校に勤務されて2年目になる方の報告です。勤務校の特色・生徒のようすなどを、全日制と昼間定時制との違いを交えながら、ご報告いただきました。

 

討論では、各参加者の勤務校の特色・生徒のようすなどを共有しながら、それぞれの生徒の特徴に見合った指導、或いはニーズに応えていくべきなのかといった議論が展開されました。

 

 

第66回Youth Salonチラシ
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第65回 Youth Salon 例会の報告

日時:11月25日(土19:00~21:00

「テーマ:生徒が考える授業をどう作るか?」

 

 

今回は県立高校で勤務されている先生より、授業づくりに関する報告でした。『進学校~定時制と様々な高校で、試行錯誤しながら、単語穴埋めにとどまらない考える授業を目指して、授業を展開してきた』先生です、「学習指導要領の通りに」「教科書に則って」教えるだけでなく、教材開発の視点から「何を教えるか」を考えていく重要性について、参加者それぞれに考えを深める回になったと思います。  

 

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第64回 Youth Salon 例会の報告

日時:10月28日(土18:00~20:00

テーマ:『初めてのICTと行事』 実践編

 

会場:Zoom

 

 

今回は8月例会の続編として、修学旅行におけるICT活用について報告をしていただきました。当日は旅行中に行われた平和学習(スライド発表)の様子を動画で見つつ、活発な議論を行えたと思います。また、事前学習などの指導をめぐって、生徒が「どこ」について学び、「何」について考えるのかを教員で設定することの是非を、参加者で共有する機会にもなりました。

 

 

 

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第63回 Youth Salon 例会の報告

日時:9月30日(土17:00~19:00

テーマ:「母性保護論争」を読む

会場:Zoom

 

 神奈川県内の私立学校に勤務されている先生の授業実践についてのご報告でした。

実践では、まず明治・大正期の女性史について取り扱い、「職業婦人」とよばれるように女性の社会進出が進む一方で、衆議院選挙法、民法などの諸制度が、女性に対して多くの制限をかけていたことについて触れました。 

その上で、与謝野晶子、平塚らいてうらによって展開された「母性保護論争」について取り扱い、

女性の社会進出における、仕事と出産・育児の両立や、母親への国家の経済的扶助についてなどを考察し、生徒たちに感想・意見を書かせました。 

与謝野晶子の主張のように、女性は母親になっても夫に経済的に依存するのではなく自立すべきだという考えや、当時の時代背景から、国家による子育て女性への社会福祉を充実させるべきといった、平塚らいてうの主張に対して、「平等」という観点から、両者の意見でみられる「女性の自立」や「国家の保護」などに部分的に賛同する意見が多くみられました。

国家からの保護は必要とする一方で、子どもは国家のための「もの」ではないという意見は、多くの生徒の共通認識であるようです。

他にも、現代社会における諸問題(「少子化問題」・「男女平等(育児の分担など)」・「格差問題(社会的弱者への救済))などを交えて論ず 

る生徒もみられるなど、様々な感想・意見があげられました。

  

討論では、女性に社会進出について議論が展開されました。

学生時代・恋愛などにおける女性の立場は強い傾向にあるけれども、社会における女性の立場は弱い傾向にあることについて、文化的側面(レディファーストなど・・・)と、現行の制度的側面(社会保障制度など・・・)が分離して考える必要があるという、報告者の指摘がありました。

 

 

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第62回 Youth Salon 例会の報告

日時:8月27日(日17:00~19:00

テーマ:「初めてのICTと行事」入門編

会場:Zoom

テーマ:「初めてのICTと行事」入門編

 

 神奈川県内の私立学校に勤務されている先生による報告です。

学校行事における「ICT」を活用した取り組みについての報告をいただきました。

内容は、長崎への修学旅行に向けた事前学習(平和学習をメインに)で、はじめてICTを用いたことによる成果についてです。ICTを活用した学習会、スライドの発表会などを通じて、生徒たちに生じた成長や、意識の変化についての報告をいただきました。討論では取り組みで生じた課題点、また報告内容から派生するかたちでこれからの「平和学習」に向けて求められていくことは何か、といった話題が展開されました。

 

 

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第61回 Youth Salon 例会の報告

日時:7月17日(土17:00~19:00

テーマ:ICT環境を活用した授業実践

会場:Zoom

 

 神奈川県内の私立学校に勤務されている先生で、歴史と地理でICT機器を活用した授業についての実践報告でした。

ICT機器をうまく活用することで、生徒が持っている知識や考えの可視化・共有化が可能になりますが、そのためには適切な「問い」や「課題」の投げかけが重要となってきます。

今回の報告を通じて、報告者がICTを通じ如何にして生徒たちの能力を引き出す「問い」・「課題」を提示してきたのか、様々な工夫を感じ取ることができました。

 

改めてICTだからこそできる「覚える社会科学習」の域をこえた、「考える社会科学習」に向けての大きな可能性を感じました。

 

報告後の議論では、生徒がタブレットで遊んでしまうこと、教員のICT機器への知識・関心の問題、チャットGPTへの対応など・・・ICTの問題や課題についても話し合われました。現実的な問題や課題についても目を背けずに、なにが最適解なのかを見出すことも並行して考えていかなくてはなりません。

 

 

これからの新しい社会科学習にむけて、充実した報告・例会となりました。

 

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第60回 Youth Salon 例会のお知らせ

日時:6月24日(土18:00~20:00

テーマ:「定時制高校で東大日本史から授業を作ったら?」

 

  本年度、県内の公立高校に着任された先生による授業実践報告となります。刺激的な内容のご報告です。

今回は東大日本史の入試問題を用いて、定時制高校で行われた「令制国家の形成」についての授業の報告でした。例会では報告者より、授業実践を通じて「知識・資料読取を踏まえて思考し、記述・表現することはできた」一方、「史実に関する価値判断は難しい」との話がありました。生徒に授業を通じて何を感じさせて、何を考えさせたいのかを意識していく重要性を、各々に感じる報告になったと思います。

Zoomにて実施されました。

 

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第59回 Youth Salon 例会の報告

日時:5月20日(土14:30~16:30

テーマ:「横浜フィールドワーク 〜神奈川県の自然地形と生活の関わり〜」

  JR桜木町駅から、元町にかけて、自然地理的側面を重視したフィールドワークを行いました。コースとしては、桜木町駅〜関内駅周辺〜神奈川県庁周辺〜中華街周辺〜元町周辺を通り、元町公園で解散となりました。

「横浜」の名前の由来ともなった砂州地形の名残を見たり、砂州地形を活かした関内の日本人居住地の痕跡を寿司屋に見出したりしました。また近年はwebブラウザで見られる地理院地図が充実しており、それと重ね合わせ理解を深めたりする事も出来ました。また最後は、元町公園のジェラールの水屋敷を見ました。砂州地形ならではの水資源の不足、それを補う必要性があり、それを解消したフランス人アルフレッド・ジェラールといった一連の流れからは、あらためて「横浜」の地理的必然性を考えさせられました。

 横浜市の中心地エリアについての、フィールドワークは数多ありますが、若手教員が自らの手で開拓をしていったというところに、価値があると思います。参加者それぞれの知見を深めることができました。 

 

第59回Youth Salonチラシ
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第58回 Youth Salon 例会の報告

日時:4月22日(土18:0020:00

テーマ:「動画を見て授業を作ってみた。」

会場:Zoom

 新たに参加を希望される方は、URLをお送りします。ご連絡ください。

テーマ:「主体的な学習者をどのように育むか

内容

 神奈川県の高等学校・中等教育学校で社会科講師をされている先生の報告です。報告者より、コメントを頂いております。

 『昨年度の授業では、主体的・対話的な学習の一手段として、生徒による「発表」の授業を行いました。今回は実践からみえた成果と、課題について報告します。その上で、子どもたちの「主体性」をどのように育むのか、教員はどのように「主体性」というワードに対して向き合っていくべきかなどについて、皆さんの考えを伺うことが出来ればと思います。』

皆さんのご参加をお待ちしております。 

 

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第57回 Youth Salon 例会の報告

日時:328日(火18:0020:00

テーマ:「動画を見て授業を作ってみた。」

 

 

内容

 今回は「アヘン戦争」に関するYouTubeの解説動画にヒントを得ながら、授業を計画・実践された高校の先生による報告でした。生徒指導などで多忙な日々を過ごされている先生による一つの授業の作り方としての報告です。

最近の解説動画は緻密なつくりとなっており、動画を見て学び、それをきっかけに教材研究を進める中で行われた実践でした。こうしたツールを活用した授業の可能性について、議論が行われました。

また、「アヘン戦争」に関連してアジア・アフリカの植民地化の要因や、日本が植民地化されなかった理由を、列強各国の利害関係や地理的要因などから考察して、議論が展開されました。

 

 

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第56回 Youth Salon 例会の報告

日時:225 日(土)18:0020:00

テーマ:「古代日本における暦法の受容に関する研究報告」 

 

   皆さんが歴史を教える上で、何気なく触れているだろう暦法。しかし、それ自体の歴史的な意義を知る・考える機会は少ないのではないでしょうか。

 

今回の例会は、私立学校に勤務されている、教員1年目の先生による卒論報告となりました。テーマは、「古代日本における暦法の受容に関する研究報告」についてです。古代日本における「暦」の制度やその変遷、また皇室との関係性や中国における運用方法との異なりについてなどの説明もいただきました。討論では、琉球、ベトナムなどアジア諸地域における習俗なども取り入れながら考察することで、より深まるのではないかといった意見が出されました。 

「暦」については、歴史の授業でも断片的に取り扱いますが、その成立過程と変遷について、深く考えたことはありませんでした。

発表者も、またまだ研究の余地がある分野であると仰っていました。

 

今回の報告を受けて、我々の身近な存在である「暦」について考察する良い機会を得ることが出来ました。

 

 

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第55回 Youth Salon 例会の報告

日時:129日㈰ 17:0019:00

テーマ:各科目の持ち寄りによる「2023年度共通テストの分析」

内容:

 共通テストが導入されてから、3年目となりました。

ご周知の通り、社会科に関しては「探究」の成果が問われる「問い」が増加傾向にあり、「人物名」や「出来事名」などの暗記だけでは、太刀打ちが出来ない状況になりつつあります。

今回は、先日実施された「共通テスト」の問題を分析して、

改めて出題傾向を検討し、次年度以降の対策に向けての議論を行いました。

地理・歴史・公民それぞれに報告した中、科目の垣根を越えた出題形式(歴史・公民における地理的視点の導入、逆に地理Bでは数年にわたって経済分野に直結する出題が続いていることなど)を中心に、活発な議論ができたと思います。ご参加いただいた方、ありがとうございました。

 

 

 

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第54回 Youth Salon 例会のお知らせ

日時:2022年1226()  18時~20時  オンライン(zoom)

    今回は平日夜の開催となります。お間違えのないよう、ご注意いただければと思います。

 

   新たに参加を希望される方は、URLをお送りします。ご連絡ください。

 

テーマ:「歴史総合、あえてオーソドックスにやってみた」

報告者よりコメントを頂いております。

某大学附属校で、歴史総合を教科書準拠で進めてみた実践報告です。そこから見えてきた成果と課題をお話ししていきます。

 

お忙しい時期かと思いますが、奮ってご参加いただければ幸いです。皆さんのご参加をお待ちしております。

 

 

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第53回 Youth Salon 例会の報告

 日 時:2022年10月29日(土)18:0020:00

 場 所:ZOOM  

 テーマ:「指導の悩み、共有しませんか?」

   学校現場における“指導”の場面では、生徒の状況などによって、教員自身が様々な困難に遭遇することがあります。その際に、どの様に対処すべきか、例会では専任教員の体験談を例に取りあげながら、議論が交わされました。

 

議論の結果、以下の内容が意見として挙げられました。

・教員自身が生徒への指導方針を的確に定めること。

・教員自身が一人で抱え込まず、周りの教員(生徒指導に特化した教員など)と連携・協力を図ること。

・指導対象となっている生徒の周りの生徒とも、連携・協力を図ること。

・今後の教訓とするために指導事案を記録しておくこと。 など 

また、性差上、男子生徒と一括りにはできない女子生徒の指導を、どのように行うかについては、以下の意見が出されました。

・男性教諭は、女性教諭との連携・協力を図る。

・クラス内の信頼のおける女子生徒とのパイプラインを持つ。

今回の例会の参加者は全員男性でしたので、こちらに関しては、

女性の意見も伺うことができればと思いました。

 

現場でリアルタイムで発生する指導事案については、結局はその時々に応じて、対応する他なりませんが、可能な限り適切に対応していくためにも、過去の指導事案を参考にした上で、ある程度の指針を定めておく必要性があるという結論に至りました。

 

ご参加いただいた方、ありがとうございました。

 

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10月29日の例会の詳細がわかります。
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第52回 Youth Salon 例会の報告

 日 時:2022年9月10日(金)18:0020:00

 場 所:ZOOM 

 テーマ:「参議院選挙に合わせた模擬選挙に対する授業実践とその課題について

 議論においては、模擬選挙と実際の選挙の結果の差などが話題になりました。また、授業内における探究活動について、生徒が成績に含まれるのかどうかを気にして取り組みがちな点も話題になり、あらためて動機付けの難しさを感じる回となりました。 

非常に充実した内容の会合となりました。ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。

 

第52回Youth Salonチラシ
9月10日の例会の詳細がわかります。
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第51回 Youth Salon 例会の報告

 日 時:2022年8月26日(金)18:0020:00

 場 所:ZOOM 

 テーマ:「歴史総合に向けての大日本帝国憲法・日本近代史」

 例会の内容は、「歴史総合に向けた大日本帝国憲法と日本近代史 日本憲政史の視点から」です。

日本近代史を専攻されている高校教員の発表を交えての例会となりました。 

 歴史の授業においても「大日本帝国憲法」を説明する際には、条文に明記された内容(=憲法学)が重視される傾向にあります。一方、実際にこの憲法がどの様な運用をされてきたのか、つまるところ、憲法の欠陥がどのように補填(=解釈改憲)されてきたのかにも、視点を向ける必要があると説かれました(=憲政史)その上で、憲政史を学び考える事は、「日本近代史」そのものを、学び考えることにも繋がるという発表者の意見がありました。

 

討論では、発表を踏まえた上で、憲法における天皇の立ち位置や、当時の民衆の天皇観、また天皇の戦争責任についてなどの話題が展開されました。他にも、今と戦前に共通する政党政治の脆弱性、民衆の政治に対する知性・関心についてなど、多方面での議論が交わされました。 

 

非常に充実した内容の会合となりました。ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。

 

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第50回 Youth Salon 例会の報告

 日 時:2022年7月23日(金)18:0020:00

 場 所:ZOOM 

 テーマ:「『蒙古襲来絵詞』を読む

 高校教員が勤務校で中学生を相手に行った「体験授業」の実践報告です。

有名な鎌倉幕府・御家人の竹崎季長と蒙古兵が対立している絵を入り口に、他の絵についても触れながら、この絵がつくられた背景から当時の武士の生活と幕府の状況について学んでみるといった実践を「模擬授業」というかたちで行っていきました。

 議論では『蒙古襲来絵詞』のうち、竹崎季長が蒙古兵と対立している有名な部分のほか、彼が恩賞を求めて鎌倉へ赴いた場面についても意見が交わされました。日本史のほかに地理的な視点も加わったことで、活発な議論ができたと思います。ご参加いただいた方、ありがとうございました。

 

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7月23日の例会の詳細がわかります。
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第49回 Youth Salon 例会の報告

日時   2022年6月18()18:00~6月例会が ZOOM にて実施されました。   

テーマ 各教員が作成している「考査問題」について 

  中学校では昨年度から、高等学校では本年度の入学生から、新しい学習指導要領が実施されています。観点別学習状況の評価の充実が求められる中、定期試験の作成においては「生徒の理解度を確かめるためには、どんな問いかけが適切なのか。」など、各学校で種々様々な工夫をされているのではないでしょうか各教員が作成した考査問題を、ZOOM の画面上で共有し合い、各々が考査作成時に工夫している点を話し合いました。 

 各教員の工夫している事として共通で挙げられたことは、写真などのイラストや、資・史料をふんだんに用いた出題です。

社会科学習で陥りがちな「暗記」学習からの脱却のために、考査問題のあり方・変革の必要性について、議論がすすめられました。 

授業で取り扱った内容(探究テーマ)を活かした考査の作問についても議論されました。 

 中間・学期末のふり返りとして「考査」が担うべき役割とは何なのか、改めて考えさせられる例会となりました。 

 その他、考査にまつわる経験談(配点・平均点の設定や、採点基準など)を、例会に参加していただいた学生を交えながら、話し合いました。

 ご参加いただいた方、ありがとうございました。 

   

第48回 Youth Salon 例会のお知らせ

日時   2022年528()18:0020:00zoomにて行います。
   (
なお、新たに参加を希望される方は、URLをお送りしますので、ご連絡ください。)
テーマ  高校教員による実践報告「ーGISを活用した学びづくりー」
   「GIS(Geographic Information System)」とは、「地理情報システム」を意味します。

 

 道路や建物といった目に見えるものから、人口分布・気候区分のような見えないものまで、様々な      情報を電子機器の地図上に可視化したものです。
近年ではスマホなどの普及により、交通情報や豪雨情報などが、アプリ上の地図で簡単にチェックできるようになりました。身近なところでもGISが我々の生活を支えています。そんなGISを学びの場でどのように生徒にふれさせるのか、またGISを活用することでどのような授業が展開できるのか、県立高校で「地理」を担当されている高校教員の実践報告をもとに考えていきます。
 お忙しいところかと思いますが、ぜひ奮ってご参加ください。

第47回 Youth Salon 例会のお知らせ

日 時   2022423() 19:0021:00zoomにて

(なお、新たに参加を希望される方は、URLをお送りしますので、ご連絡ください。)
テーマ   

     「ロシアとウクライナの「歴史的一体性」とは何か? 

           ─歴史学的視点からみるロシアのウクライナ侵攻

 今、世界を震撼させている、ウクライナ侵攻について、若手のロシア史研究者の立場か

らのレポートです。報告者は、「ロシア史研究者に今回のロシアの行動を支持するものは、一切いない」と言っています。歴史的視点から、ロシア・ウクライナ問題を学んでみませんか?
 ぜひ、皆様ご参加ください。また興味をお持ちの若手の方に、ぜひご紹介ください。
よろしくお願いします。

 

報告者   私立高校のIさん

 NEW! Youth Salon 2月例会の報告と、3月例会の案内をUPしました。

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NEW! かなれき映画会のお知らせ 「島で生きる」(湯本雅典監督)3月24日(日)午後 最新の石垣島の状況を追ったドキュメンタリー映画です。

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NEW! 湘南支部3月例会の案内を更新しました。

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NEW! 本部企画社会科授業づくり講座、年間計画と6月講座のお知らせをUPしました

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NEW!  かなれき総会&講演会のお知らせ、5月19日(日) 

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NEW! 歴史教育者協議会第75回東京大会のお知らせ、
8月3・4日

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横浜・川崎支部の関東大震災フィールドワークは終了しました。

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建国記念の日反対する2・11神奈川県民の集い は終了しました。

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